ソーシャルな、ナチュラルメイク。

結局、そこに行き着きました。 

朝起きて、その日の気分を味わい、メイクや香りを選び、心地よく社会の人になる。 しっかり大人。でも気負わずに。 街暮らしのメイクは、内面と外見、自分と他人のインタラクティブに。 

農村で出会ったおばあちゃんたち、たいていはすっぴんだけど、 時々おしゃれしちゃった、と頬紅や白粉をフワッとつけている。 いつもすのままの潔さにもすごいけれど、 私は、どこで暮らしていても食だけではなく衣も住も楽しむおばあちゃんになりたい。 

エコロジカルなことや社会のことに関わっていると、すっぴん当然みたいな空気もあるのだけど、 人がどう言おうと、“おしゃレフト“でいいかも? 街暮らしで、だいぶ変わりました。三つ子の魂、100までだもの。 なくなる直前まで髪型を気にした母の美意識の影響は、もう否定しなくてもいいのかな? 


 具体的に、メイクをするときの心がけは 肌を守ること。 

 朝の気分次第で自由にすること。 

 年齢はそんなに意識せず、楽しむこと。 

 そして絶対に白浮きさせないこと。 などなど。 


メイクを始めた頃からファンデーションは塗らないので迷いもないのですが、 プライマーとパウダーにこだわっていることに気づきました。 

大抵は、日焼け止め→プライマー→コンシーラー→パウダー。 そして、色々試した結果、この1年の間に、初めていくつかの化粧品をリピートしました。 

その一つが、THREEのアルティメイトプロテクティブ プリスティーンプライマー(グロー)。 プライマーを使うことさえ稀だったのですが、空気の汚れが気になって使うようになりました。 3年前に購入したもの(使っていてよかったのかもわかりませんが)をやっと使い切り、 新商品を試しました。 その中で購入したのは、Laura mercierのプライマー(radiance)。 1回使ったものの、ギラツキが気になり、時間の経過での肌のムードに違和感があって放置。 オーガニックコスメも試しましたが、評判ほどでもなく。 

その頃、シャルロット・ゲンズブールとNARSのコラボがあって、 HYDRATING GLOW TINTという地味目のアイテムが登場。 シャルロットのビジュアルがとても素敵。試したところ、好きかも? と思い、購入しました。ふわふわで、肌の上のするする伸び、薄くカバーされる。 とても自然なツヤが出ます。とってもシャルロットな一品。 ファンデーションは使わないのですが、たまにはいいかなって。 

そんな風に、ゆっくりと 色々な製品を試したり、ティントの寄り道をしたいしつつ 色々な製品を試したり、ティントの寄り道をしたいしつつ 結局は、THREEのプライマー(グロー)に戻ったんですね。 そしてこれは、初めてのリピートとなりました。 艶の程度、保湿、伸び方など、ちょうどよくって。 

次に探したのはフェイスパウダー。NARSのプレストのライトリフレクティングセッティングパウダーを使っていましたが、初めて底が見えてきました。 (どなたでも底見えするような量だとは思うのですが。) そこで早速パウダーをリサーチ。 

まず米粉でできたT.LeClere。レトロで可愛い缶に入っていますが、lazyな私には無理でした。 面倒臭がりなので、絶対にプレスト。 流れで購入したのがlaura mercieのキャンドルグロウプレストパウダー。 評判が良いらしいのですが、人工的なツヤづくりに慣れないのでよくわかりません。 可もなく不可もない、でもあまり使用せず。なんとなく暗くなるような? ブラシが痛まないか心配になるほど底が見えたNARSを使い続けました。 

20年ぶりに訪問したアルマーニでは、肌の上でリキッドに変化するというパウダーを紹介されました。 面白いのでつけていただくと、周囲の店員さんが「綺麗です、ツヤツヤね」と。 しっとり感もあって、不思議。そのまま帰宅したらなんだか毛穴が目立つ? その後は、RMKの新製品だの、あれこれ試しましたが、 私が求めているちょうど良いツヤになってくれません。10歳くらい若い人向けなんだろうな。 

 今の私は、自分のアイデンティティーとしてのメイクをしたいんです。 

再び出向いた新宿で、やっぱり気になってアルマーニ再訪。 すると、ベテランの女性が、前回とは全く異なる筆さばきでつけ方を教えてくれました。 とても良い感じ。時間の経過での毛穴落ちもシワっぽさも感じなかったので購入することにしました。 パッケージが好みではなく、レフィルをいただいて来たのですが、筆もついていて、それで十分。 他社でいただいたアイシャドウを入れるベルベットの小さな袋に入れて持ち運んでいます。 


それを数日使用したのですが、結局、気づくと、底見えのNARSに手が伸びる。 改めてNARSを眺めると、つけた時よりも、時間経緯で綺麗になるんですね。 とても自然なツヤになって、くすみもない。なんの邪魔にもならず、良い感じなんです。 まさに、ソーシャル&ナチュラルな肌のムードを作ってくれる。 

 そんなわけで、新宿に行ったときに、セッティングパウダーをリピートしました。 きっと、また数年後にお世話になるのだと思います。 あらを隠すこともあまりせず、ふわっと質感が変わる程度のベースメークが好きです。 lazyなので、化粧直しに手こずるようなものは苦手。 流行りものの、評判の高いものも、色々試したのですが、 来たみちに帰って来ました。

オプティマル・ライフ

畑仕事と伊勢丹散歩、そして読書とSFと海外リーガルドラマが好き。 ちょっとオタクなアラフィフのつぶやきです。 久しぶりの街暮らしでリライフ中。

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